日光といえば、みんな知ってる観光地でもあるわけですが、今回はそんな日光について、もっと気軽に行けるよということをアピールしていこうと思います!
①野田市に行ったときに気付いた
以前に野田市に行ったときに『東武鉄道株主優待券』を使って正規運賃の2割引の値段で行ったときに(これ、ひょっとして日光まで同じ値段で行けるぞ・・・)と、思ったことがきっかけです。

ちなみに、下の二つがよくある行き方なんじゃないでしょうか
片道3,000円でも十分いいお値段するなぁって感じですね・・・
特急乗らないと片道1,800円で行くことはできますが、鈍行列車にずっと乗るのはつらい・・・
旅といってもキングオブ夜行バスはかた号10時間耐久みたいな無理の仕方しても(そういう限界を極める人以外は)疲れるだけだと思うので、無理はしないで安く行ける方法で実際に日光まで行ってきました!!
②北千住→日光への行き方
最寄り駅は東急線の某駅でして、最寄駅から蒲田に行ってからスタートしようと思ったのですが、寝坊して時間に遅れてしまったため、直接行くことにしました。
野田市に行った際も使用した株主優待券を今回も利用します。
金券ショップで1枚500円で購入しました。(前回の野田市は480円)
※なので題名も480円→500円に値上がりしています。
【急行・久喜行き 10時35分 北千住発→11時04分 春日部着】
とりあえず春日部まで急行電車で行くことにしました。
春日部駅で次の電車を待ちます。
ここで、特急列車に乗るわけなのですが、まずは東武鉄道の特急について紹介します。
東武鉄道は『リバティ』『スペーシア』『きりふり』の3種類の特急がありますが、その特徴をまとめたのが下の表です。
リバティ(リバティけごん)については車両は最も新しいですが、その分特急料金は高く設定されています。そして、この3つの特急の中で唯一、全席コンセントが付いている車両でもあります。
スペーシア(単に『けごん』と書いてあったらこれ)は車両こそ最新のものではありませんが、座席の座り心地はなかなかのものです。ただ、コンセントはついていないところは注意が必要です。
きりふりについては、座席のリクライニングがなく、ほかの二つに比べてかなり設備が劣りますが、それでも、座席はふかふかで普通の通勤電車に比べれば快適です。そして、ほかの二つよりも特急料金が安く設定されています。
この3つの特急車両を使い分けることが、安く快適に日光に行くカギになっていきます。
【特急きりふり・東武日光行き 11時12分春日部発→12時39分東武日光着】
ところで『なぜ北千住からではなく、春日部から乗ったの?』ということについてですが、理由は2つあります
①北千住から乗るよりも200円安い
単純に北千住からよりも春日部から乗ったほうが特急料金が安いというのが1個目の理由です。『200円くらいなら北千住から乗ってもいいかな』と思う方もいらっしゃるかと思いますが、『差が200円なら北千住から乗ろう!』でも全然ありだと思います。
ここからはあくまで私個人の感覚になりますが、北千住~春日部間で特急料金200円払って乗るほどのものでもないなと感じました。
行きの電車では体力がまだあって、北千住から春日部まで30分くらいなら鈍行列車でもあまり疲れません。ただ、それであれば次の栃木まで行ってもいいんじゃないかと思う方もいると思います。私が栃木まで我慢しなかったのは寝坊が一番大きいですが、次の理由もあります。
②東武動物公園を境に電車の運行本数が減る
東武動物公園から日光方面に行く電車と館林や伊勢崎に行く電車に分かれます。
また、各駅停車の多くは終点が東武動物公園になっています。
そのため、日光まで鈍行列車で行く場合は電車の本数が少なく、乗り継ぎで時間を待つ場合があります。
さらに日光方面へ行く電車はすべて南栗橋で乗り換えないといけないので、乗換の分手間になります。私はカメラ機材をそこそこ持っていくので、あまり乗り換えしたくないなぁというのはありました。
ただ今回のきりふりの場合、北千住の発車が10時16分の区間急行の南栗橋行きに乗れば、乗り換え時間もあまりなくきりふりに乗ることも出来るので、南栗橋での乗り換えが苦でなければ栃木からきりふりでもアリかな、と思います。
ちなみに栃木から東武日光までの特急料金は520円です。
③日光に着いたら・・・
日光といえばやはり日光東照宮をはじめとする二社一寺が有名です
日光の二社一寺とは、世界遺産に登録されている、日光東照宮・二荒山神社・輪王寺のことを指します。
日光観光の定番スポットなのですが、これらの場所以外にも奥日光の湯元温泉や戦場ヶ原、中禅寺湖に日光三名瀑、霧降高原など、一日では回りきれないほど観光スポットがあります。
それらの場所を巡るのにお勧めなのが東武バス日光が発売している一日フリー乗車券です。
東武日光駅から湯元温泉・戦場ヶ原・中禅寺温泉・大笹牧場・霧降高原・霧降の滝の各地までのフリーパスが発売されており、終点まで往復するだけで元が取れてしまいます。
さらにはどのフリーパスでも二社一寺の近くである二荒山神社前や総合会館前まで行けるので、二社一寺+αでいろいろ巡りたい人にとってはかなりお得です。
私は今回は霧降高原までのバスに乗ることにしました。
しかし、降りたとたん、周りはこんな感じに・・・
とても濃霧の中での観光となりました(笑)
正直、天気が悪い日に行ったのでこうなることはある程度は予想していたのですが、それにしても酷い濃霧でした・・・
リベンジというか、また行ってみたいですね。
④日光からの帰りは?
【特急けごん・浅草行き】18時06分東武日光発→19時50分北千住着
東武特急スペーシアけごんで帰ります。
特急列車で帰るわけですが、ここでもコスパ上げるためのポイントがあります。
それはこの18時06分東武日光発のスペーシアで帰ることです。
先ほどの表、スペーシアでは北千住まで1,470円かかりますが、東武日光を18時以降に出る特急は夜割が使えて1,050円で北千住まで行くことが出来ます。
つまり、スペーシアに乗りながら先ほど登場したきりふりと同じ特急料金で乗れるわけです!
これにて北千住まで帰れたわけですが、北千住からここまでかかった運賃を足してみると…
【北千住⇔東武日光⇔霧降高原 往復料金】
北千住~東武日光 往復1,000円
きりふり特急券(春日部~東武日光) 840円
バス一日フリー乗車券(霧降高原まで) 1,200円
スペーシアけごん特急券 1,050円
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合計 4,090円
往復で、しかも特急に乗ってこの値段なのは破格すぎます
また、特急を我慢すればもっと安くなります!
これまで『日光にはお金がかかるし頻繁にはいけないなぁ』と思っていた人も、これなら気軽に行けるのではないでしょうか?
ぜひ、日光をもっと身近に感じてほしいです!!
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